第104回「介護者のつどい」
日時:平成31日(金)13:3015:30 
場所:コープ行基店


スタッフ8名と参加者12名 (2名の初参加者含む)で始まり、配偶者を介護されている方から、先輩としての体験を交えたアドバイスがありました。本日の集い場では、認知症といっても十人十色で、介護の仕方も千差万別、大勢の体験や悩みを聞いていると孤独感が薄れ、和やかな笑いあり、涙ありの2時間でした。介護者は、精神的にも肉体的にも大変です。しかし、それ以上に介護されている人の方が、辛い悲しい思いをしています。スマイルの集い場は、皆が少し気持ちにゆとりを持ち、笑顔で生活できるように小さな後押しをしています。
   
 第103回「介護者のつどい」
日時:平成31日(金)13:3015:30 
場所:コープ行基店


参加者19名(内スタッフ 7名)でした。
 Aさんは、介護を始めて6年、ゆとりをもって介護ができるようになったそうです。今は毎日、楽しく配偶者と過ごしているとの事です。スマイルの集い場に参加して、愚痴や不安を出せる場が見つかり大変感謝していますとの事でした。
 Bさんは、介護を始めて8年、去年まではイライラしていたそうです。怒っても仕方がないのですが。集い場で思いを出せて、すっきりでき、同じような悩みを抱えている人と出合えて非常に有り難いです。
 ※今後の介護のあり方を考えると、不安な要素も沢山あります。介護費用、介護する人の高齢化、地域性の抱える問題等、山積しています。感謝の気持ちを伝える事は大事な事です。一人で悩まず誰かに話す。健康に気をつけて、そして頑張りすぎない。など参加者の経験を交えて、和やかな雰囲気で話し合いが持たれました。
 
 第102回「介護者のつどい」
日時:平成31 111日(金)13:3015:30 
場所:コープ行基店


 今回の参加者は男性2名、女性3名、ケアマネージャ1名、行政書士1名、スタッフ8名の合計15名です。
 長く参加していただいているAさんより、今年で配偶者の介護7年目に入るとの事。今まで配偶者の失敗に怒り、思ったとおりに介護できないことも怒っていました。本年の年頭より、やさしい気持ちで接することを決意した結果、お子さん、お孫さん達と楽しい正月を過ごせたとの事でした。
 Aさんと同様、以前より参加されているBさんより、認知症の配偶者が発症してから8年介護をしているとの事。Aさんと同じく配偶者に対して、今年からは怒ることを止め、家庭内では明るく笑顔で過ごせるようにと決めたそうです。家族で正月を迎えたところ、楽しそうな笑顔を見ることができたし、又嫌がっていたディサービスも再び行き始めてくれるようになったそうです。普通の夫婦では当たり前の事が、ちょっとした優しいやりとりが、嬉しく感じられたとの事でした。
 A Bさん両人は、介護する側の心を読んで、受ける側も返してくれることに喜びを感じながら励ましあっておられるように思えました。Cさんは、配偶者を介護する間もなく亡くされました。亡くなった方にしてあげられなかった分を、自分の兄のお世話をと施設におられるお兄さんを訪問されています。お兄さんが車の運転をしたがったり、通院での待ち時間を嫌ったりと問題はあるものの一緒に旅行に行ってあげたり、お話に付き合ってあげたりとお世話されています。
 今回はAさんより、施設での食事に関して問題提起がありました。カロリー計算された食事であるが、完食してのカロリー摂取で残した場合はどうなるか?ケアマネージャさんが高齢者の糖尿病の人を通して指導した例から、あと何年生きられるか解らないし、本人が楽しみにしているのなら、栄養士さんに甘い物を禁じられていても総合的に考え、食べていただいても良いのではないかと。あとは、Aの方の料理上手なお話で盛り上がりました
 
 
 第101回「介護者のつどい」
日時:平成30 127日(金)13:3015:30 
場所:コープ行基店


 男性5名、女性11名、初めての参加者1名、スタッフ8名、ケアマネ1名、行政書士1名の合計27名が参加されました。
 ①初参加の方は、以前介護の仕事歴があり、体験をもとに話をしてくださり、説得力がありました。ご本人も参加者のお話が参考になったので、また参加したいとの事でした。
 ②リピーターの方から奥さんの認知症が進行してきたと報告され、デイサービスに行きたがらないとの事。アドバイスとして、・見学に行き施設を変える・スタッフが変わると通所を嫌がらなくなる・ケアマネさんに相談することが大切とのお話でした。
 ③『認知症は、精神疾患として手帳がもらえるらしいが、もらった方が良いか』との質問がありました。・身分証替わりに使えるが、手帳は医療関係には役に立たない。また、個々の事情でいろいろあり、医師に認定してもらうのは、困難であるとの事。
 ④細やかに介護をされている方へのアドバイス1人で抱え込まない。・追い込まれないことが大切 ・周りの人に頼ることも大切 ・時には自分も解放され楽しむことが大切。
 ⑤認知症の親と2人暮らしで、仕事をしながら介護をされている方の叱らないで親の目線に立った世話の仕方に思わず、参加者から拍手がおこりました。心に余裕があればこその対応であるとの本人の弁に一同納得しました。怒りのエネルギーをすり替える余裕は、それまでの経験や失敗もあったからで、年月が必要で一朝一夕にはできないとの事です。
 20年近く配偶者を看護して、自分がストレス性の病気を抱え込み、亡くなった後も「置き土産です」と自分のケアにかかられている方の体験談もありました。
 
 
 第100回「介護者のつどい」ミニ講座 
題「目は心の窓 口は健康の窓」 講師 : 城戸 夕子 氏 (NPO法人ウェルビーンアミーゴ会員)
日時:平成3011日(金) 
場所:コープ行基店
 

『第100回介護者の集い』のミニ講座として開催し、ゲスト37名(男性6名 女性31名、内初めての参加者7名)、スタッフ9名 計46名が参加されました。
 
講座の講演題は、「目は心の窓 口は健康の窓」~健口長寿の実現を目指して〜です。講師は、歯科衛生士 城戸 夕子 様でした。
 講演の内容は、歯科で2ケ月に1度、口腔ケアメンテナンスを行い、13食しっかり食べ、115分間80%の速さで歩き、虚弱な身体にならないように健康年齢を伸ばす。適度な運動、声を出して笑う、歌を歌う等、楽しく体を動かしながらの熱心に指導していただけました。
 参加者からは、楽しく、「ためになった!」と喜んでいただけました。