2017年6月1日 京都御苑から相国寺へ 参加者:男性4名女性1名 コース:京都御苑→梨木神社→廬山寺→相国寺→地下鉄今出川駅 JR大阪駅で待ち合わせ、新快速で京都経て地下鉄に乗り換え丸太町で下車、京都御苑前に出た。しばらく歩き間之口から苑内へ入った。 広大な苑内は木々や芝生の草木が鮮やかな新緑に包まれ、一瞬都会の喧騒を忘れさせた。 すぐ右手の厳島神社を横目で見ながら、広々とした道を進み建礼門へ向かう。 門前から左折すると、烏丸通りに面した蛤御門に至る。この門は、禁門の変で長州軍が会津・薩摩藩と交戦敗退した戦跡の跡で、門柱には銃弾の痕跡が見られ、当時の激戦の様子をテレビドラマで見たように思う。 蛤門から引き換えし一旦苑外に出て梨木神社に参拝、ここには京都三大名水と言われる染井の水があり、平日でも汲みに来る人が絶えないようです。 梨木神社から、廬山寺へ向かう。廬山寺は紫式部の邸宅跡に建つ寺で、「源氏物語」はここで執筆されたといわれている。 再び建春門から苑内に入り昼食をとった。 午後に仙洞御所の公開があり、ガイドの説明付きの御所内めぐりをした。 参観者待合所から土塀を潜り抜けると北池に出る。鮮やかな木々の新緑が池面に写る。池面に沿ってさらに進み紅葉橋(もみじばし)を渡ると南池に出た。池面は中島と中島を趣向の異なる橋でつなぎ、出島には緑・虹等色鮮やかな樹木が見られ、池の周囲にはそれぞれ茅葺・柿葺(こけらぶき)の茶室があり見ごたえのある景観であった。 仙洞御所を出て,相国寺(しょうこくじ)へ向かう。相国寺は足利三代将軍義満が夢窓国師を勧請開山として建立し、現在は臨済宗相国寺派の大本山である。 寺の方丈で老梅図・白象図等の襖絵を見て法堂(はつとう)へ入る。 堂内には釈迦如来像・大権修利菩薩像等が有り、さらに天井には狩野光信作の蟠龍図が見事で、柏手を打って礼拝すると反響音が聞こえた。(通称鳴き龍) 相国寺から今出川通りへ出て地下鉄今出川駅で乗車帰路についた。 晴天に恵まれ、広々とした御苑の新緑を堪能したウオーキングでした。 |
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