第87回「介護者のつどい」 日時:平成29年10月6日 (金)13:30~15:30 場所:阪神シニアカレッジ 参加者:17名 参加者の内訳は新規1名、リピータ13名、サポート会員1名、行政書士さん、ケアマネさんでした。最初に脳活性化の一手法として、ストループテストを参加者順番に行ってみました。集中すると「色」に引っ張られたり、「文字」に引っ張られたり、同時に二つの事に集中することは難しいようです。現在81才の参加者は、102才のお母さんを見送られた後、世界各地の山を登山してきましたが、最近、旅行社は高年齢を受けてくれないようなので、「惚けない様に」と、今も国内各所に行っているとの事。亡くなるまで、身体も脳もしっかりしていた、母親の生き方を見習いたいと思っているとの事。 新規の方(母親を介護)から「今困っている事」として、施設の対応形態では、勤めながらの介護になるので、隙間を埋め切れないとの事。ケアマネさんや他の参加者から色々アドバイスがありましたが、施設側と新規の方との認識の相違等があり、コミュニケーションの難しさも垣間見えたつどい場でした。 |
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第86回「介護者のつどい」 日時:平成29年9月1日 (金)13:30~15:30 場所:阪神シニアカレッジ 参加者:17名 参加者の内訳は新規2名、リピータ12名、サポート会員2名、見学1名、行政書士さん、ケアマネさんでした。両親の介護状況を見守っている娘さんから、何とか関わりたいと悩んでいるとの事です。実際に介護中の男性からのご意見では、何か有ったときにそばにいることで随分助かる等、説得力のあるお話しがあり、参考になりました。他の方からご主人の状況の話があり、自宅で介護することの困難さを知りましたとのお話がありました。そのほか「役所等では、決まり事を曲げることは出来ないし、何でも任せの世の中は変化してきたとの認識も必要だ」との言葉に介護、福祉関係の現状について考える良い契機となりました。 |
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第85回介護者の集い「ミニ講座」報告 日時:平成29年8月4日 場所:阪神シニアカレッジ 参加者:46名 演題:「認知症」との付き合い方 講師:伊丹市地域包括支援センター |
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第84回「介護者のつどい」 日時:平成29年7月7日 (金)13:30~15:30 場所:阪神シニアカレッジ 参加者:17名 新規3名(一組父娘)リピータ11名、サポート会員1名、ケアマネさん 行政書士さんの皆さんでの集いの会になった。 ○お母様(8月で80歳)の認知症が深刻で、引き取った娘さんとお父様が参加され、参加者からは介護認定を受け、公的サービスを利用すると良いとのアドバイスを頂いた。 ○認知症の奥様を介護されているリピータの方が、介護を始めた頃は、「家事を一から覚えていった」と苦労を披露された。 ○一人で母を自宅介護して、102歳で看取った男性介護者からは、 生前からご自身の亡くなった後の事(葬儀、連絡先、喪中ハガキなど)を詳細に息子さんに言っていた。 ご自身(現在81歳)も母に習って、エンディングノートに記載しているとの事。 ○奥さんを介護中の別の男性介護者は、奥さんが外に出たがらないとの事。参加者からは、・施設のお迎えの車を嫌がる人もいるので、介護タクシーで行ってみては?などの意見も出た。 ○その他にも・ケアマネさんと密に連絡をとって、色々な情報を知ることが、介護を進める上で大切。参加頂いたケアマネさんからは、体験談など踏まえ色々なアドバイスも頂戴出来、和やかな雰囲気の中にも参考にして頂けたのではと思った。 |
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第83回「介護者のつどい」
日時: 平成29年6月2日(金)13:30~15:30 場所:阪神シニアカレッジ 伊丹学習室 ○ 今回は少なめの参加者でしたが、見学に来られた伊丹市中央介護支援センターの3名は、ベテランの介護者の苦労や苦心のお話で、かなり家庭介護の実態を直接耳にされ、違った感じを持たれたのではないかと思います。 ○ 母親を介護している時、厳しい状況の中で、つい「私も頑張っているからお母さんも、もう少し頑張ってよ」と言った時、「私も頑張っている」と言い返され、介護されている側も状況を理解し、自分なりのつらさを感じているのが良く分かった。(胸にグサッときた)○ 徘徊する認知症患者の介護は気の休まる時がない。何時出て行くか分からないので警察にも5,6回世話になった。分かっている時は後をついて行って、少し疲れたかなと感じた時に「お茶でも飲もか」と言って連れて帰る。その頃には何処に行こうとしていたかも忘れているので大人しくついてくる。○ 介護が始まる時は、関係者(身内)が介護の分担、体制を十分話しあう事が大切。(ケアマネ等にも承知してもらう) 実際の話はもっと生々しく語られましたが、恐らく介護者どうしだから話せるということが伺えます。 |
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第82回「介護者のつどい」
日時: 平成29年5月12日(金)13:30~15:30 場所:阪神シニアカレッジ 伊丹学習室 ○認知症の母の介護の為、介護施設を離職して介護中の方より。他人(仕事)と家族では介護しても感情が違う。家族だとツイ厳しく対応してしまい、難しい事を今更ながら感じているとの事。 ○介護中から参加されているリピーターさんより。ご主人を見送られて5ヶ月になる。亡くなる一ヶ月前位から「ありがとう」を誰かれなく言うようになったと思ったら急逝されたそうで、「有り難う」を急に言い始めると要注意との事。 ○共通の困り事として「下の世話」が大変。認知症になると感覚も途切れがちになり、「出ないのにトイレへ頻繁に」行きたがったり、逆に便意が分からず「お漏らし」状態になる。 ○ケアマネさんの話。自宅で介護されてる方に「手抜きする」ことに「後めたさ」や「罪悪感」を持たれる方もいるが、普段から精一杯頑張っているのだから、自身も大切にする事が大事。万一、介護者が倒れたら誰が介護を引き受けるか?それを考えると「手抜き」も大事。 ○リピーターの中の3名は、「介護の現状」が垣間見て「勉強になりました」と帰られました。 |
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第81回「介護者のつどい」 日 時 平成29年4月7日(金)13:30~15:30 場 所 阪神シニアカレッジ 伊丹学習室 「気晴らしに」と孫宅(伊丹)へ20日間の予定で来られている広島のご夫婦(奥様は認知症)が、たまたまチラシをご覧になり参加されました。同じように認知症の奥さんを介護されている参加者から、自分も最初は自分のペースで介護していたが、思うようにならずイライラしたり、声を荒げる時もありました。 しかし、「相手のペースに合せて生活してみよう」と思うようになり、その結果自分の気持ちに余裕が出来、また相手も落着いてきて、ストレスは随分少なくなりました。 ○身近な人(親族に限らず、ご近所なども)にも出来るだけ遠慮せず助力を求めるといい。 ○介護者の集いのような場に参加して、話しを聞いてもらうと本当に心が落着く。 ○子供や親族だけでなく、地域の人も含め、出来ないところを手助けしてもらったり、行政の力も借りて生活するとよい。でないと自分がつぶれてしまう。 ○施設によっては、「怪我をさせないため」に本人が出来ることもさせないので、急速に無気力になって弱ってきたり、認知症が進んだりするので注意が必要。 ○ケアマネさんと良く話し合い、どの段階で、どのような施設に入所させるかも決めておくと良い。 ○施設に入所させると、「やれやれ」の反面「一人の寂しさ」も強くなるのでその心構えも自身の為に考えておくと良い。 |