第80回 「スマイルミニ講座」
日 時 平成2933()13:3015:30
場 所  阪神シニアカレッジ 伊丹学習室

「うーん、勉強になりました
本日は、伊丹市地域包括支援センターの社会福祉士の増田達哉氏を講師にお招きし、「知って得する高齢者福祉」と題して、ミニ講座を実施しました。新規の方12名、リピータ21名、サポート会員4名、行政書士さんの参加でした。まず、高齢者を取り巻く課題と高齢化社会の現状と見通しについての紹介をしていただきました。お仕事柄、ご家族などからよく相談を受けられているからこそのお話も聞くことができました。各施設の概要や特徴の紹介、選び方のポイントなどについてもわかりやすく解説、施設の下見の際の見極めポイントも聞かせていただきました。端的で軽妙な口調も含め、参加された方々にはきっとご満足いただけたミニ講座になったのでは…。ちょっと手前味噌かな?
   
 第79回「介護者のつどい」
日 時 平成2923()13:3015:30
場 所  阪神シニアカレッジ 伊丹学習室

「みんなで共有することで
本日は新聞で取り上げられた「多死社会」への向き合い方について読み合わせ、感想などを交換しながらスタート。次に、前回「感謝の気持ちを口に…」を宿題にされた方からの報告がありました。時には「有難う」と言ってくれてもその後に暴言もあり戸惑っておられるご様子。詳細に語られる中で涙される場面がありました。症状の進行に伴い、心の痛みとストレスが…。認知症のご主人を介護されている方からは「食べた」「食べない」でもめる時の解消に、ご主人が食べた時にメモを書かせているとの話。突然、誰彼なしに「有難う」と言い始めたら数日後に亡くなったというお話も聞かれました。本日はシビアな話し合いでしたが、「月1回でもここで話せること
で心が軽くなる」とのお言葉に、この活動の意義を感した次第です。
 
    第78回「介護者のつどい」
日 時 平成2916()13:3015:30 
場 所  阪神シニアカレッジ 伊丹学習室


「伝え合おう、感謝の気持ち

参加者 新規1名 リピーター12名 ケアマネ1名 スタッフ9名

「本人の気持ちに添って、認めてあげないといけないとわかって
いても難しい」との発言があり、それをきっかけに奥様を介護されている方から、「大変やけど、夜寝る時は『ありがとう』といつも言ってくれるので嬉しい」と発言がありました。すると、同じ様に奥様を介護されている方から、「全然、有難うと言ってもらえない。当たり前みたいに思っている」と現状を吐露されました。他の参加者から、「何かしてあげたときに、『ありがとうは?』と言えば」という提言がなされ、みんな納得。和やかなうちに話が進みました。「ありがとう」の感謝の思いは、口に出して伝え合おう。多少照れくさくても大切なこと。再確認した時間になりました。
  第77回「介護者のつどい」
日 時 平成28122()13:3015:30
場 所  阪神シニアカレッジ 伊丹学習室

「晴れやかな表情を見たくて
新規の方がデイサービスで入浴を嫌がったり、怒りっぽい、徘徊などの現況説明。別の新規の方からは、転倒したのがきっかけで介護生活になり、本人は入浴好きだが家で入れるのは大変との発言に、施設利用の為の助言がありました。前回、「介護する側の年齢、体調を考え、少し身内に援助を求めては」という助言をケアマネさんからされた男性介護者の発言で、しんどくなった時に娘さんに電話することで気分が楽になられたとか。短時間でも他の人に援助されることで精神的に楽になり、奥様の表情も柔和になったそうです。この他にも在宅介護ではどうしても会話が少なくなり、ひきこもりがちになるなどの発言に対して、体験者から、専門家からの助言が様々ありました。
お帰りの時に晴れやかな表情になられ、こちらも満足。
 
   第76回「介護者のつどい」
日 時 平成28114()13:3015:30
場 所  阪神シニアカレッジ 伊丹学習室


「たまったストレス、一気に解消!」

本日は、老老介護の果ての痛ましい事件について話し合いをしました。結果はともかく、介護者として追い詰められた時の心境は理解できると一様に発言され、暴力や暴言に及ぶ体験を一部話してください
ました。介護を必死にしているのに思うように動いてくれなかったり、同じことを何度もさせる(例えば排泄処理など)ことについ手を上げてしまうことも。手を上げた自分に嫌な気持ちになって、反省し、謝ったりする、その繰り返し。そのストレスを吐露することでストレス解消をしているとのこと。外面が良くて勝手気ままなご主人に対して気持ちを切り替え対処している方も。皆さんはつどい場の存在が「有り難い」とおっしゃってくださいます。場を設定している者として大変嬉しく感じました。