ハイキング同好会

 
 

2015年11月19日(木)京都・愛宕山ハイキング

参加人数 … 男性2名・女性1名

予定コース… 阪急嵐山駅⇒清滝⇒愛宕神社⇒月輪寺⇒清滝⇒阪急嵐山駅

本年度のハイキングは天候に祟られて数回しか実施できていません。
今日こそはとの思い
で目指すは錦秋の京都・愛宕山です。標高924mの山頂に全国900余りの愛宕神社の総本社愛宕神社が有ります。
明智光秀や落語の愛宕山でもお馴染みの山です。戦前にはケーブルカーも敷設されていたという賑わいだったそうです。

阪急嵐山駅前、前日来の雨は上がったものの、どんよりとした空模様です。この時期にすれば暖かいです。

電車は満員、紅葉見物の客でしょうか、改札口から人が吐き出されるといった感じです。
ここでもあちこちから中国語が聞こえてきます。

そんな中、今回はちょっと寂しい3名ですが、今年締めのハイキングの出発です。
バスは人込みを掻き分けるように渡月橋を渡り、天竜寺、清凉寺、大覚寺の門前を通り抜け、30分程掛かって清滝バス停に到着しました。
このバス停は昨年の夏、高山寺から神護寺、清滝へと歩いた時のバス停です。どんどん繋がっていきます。

バス停から10分程下って清滝川を渡ったところに鳥居があって、そこが愛宕神社の表参道です。
ここから頂上まで約4㎞あります。表参道だけあって100m毎に標識もあって、いつものように道に迷うということはありません。
また、参道も階段状に綺麗に整備されているのですが、勾配なのか歩幅なのか、なぜか非常にきつい。
汗がタラタラと流れ出ます。10分も歩くと休憩したくなります。

2時間ほど掛かってようやく五合目の休憩所に到着、ここで昼食にしましたが、今度は非常に寒い。
壁の気温計は10度に届きません。休憩もそこそこに出発です。更に登ること1時間半、木の間からは京都の街並みが見えます。雲間から陽が差し込んでいます。
楓をはじめ木々も秋色に染まってとても綺麗です。
そして、見上げる階段の上に黒門が見えてきます。神仏習合だった時代の白雲寺の山門だったそうです。
まだまだ階段が続きます。やがて両側に石灯篭が並ぶ平坦な場所を通り、最後の階段を登って本殿に到着しました。
このころ雨が降り出してきました。参拝し小休憩の後、下山です。
時刻は既に14時30分を回っています。下山ルートは月輪寺を通って清滝へ至るものです。
時間も時間、ただひたすら下るだけです。景色も道も登りほど良くはありません。
落ち葉が雨でよく滑ります。30分ほどで少し寂れた月輪寺に到着。
周りは薄暗く、更に先へと歩を進めます。
やがて数日来の雨を溜め轟々と流れる川の音が聞こえてきました。16時20分清滝に到着です。
7月の予定が今日になりましたが、登り甲斐のある山でした。