ハイキング同好会

   2014522日(木)深山ハイキング

予定コース… 能勢電鉄日生中央駅⇒るり渓温泉⇒深山⇒
るり渓温泉⇒能勢電鉄日生中央駅

新緑の5月となりました。なんとなくワクワクしてきます。
そんな中で選ばれた今回のコ
ースは大阪、兵庫、京都の県境にある北摂連山の最高峰「深山」です。

最大の難所はベースとなる「るり渓温泉」へのルートです。京都廻り以外、路線バス等の公共交通機関はありません。唯一の足は能勢電日生中央から1時間に1本しかない温泉の送迎バスということです。
事前の情報では定員になれば積み残しになり、しかもかなりの乗客がいるとのことです。

午前10時発の送迎バスに乗るべく9時40分日生中央駅に集合しました。送迎バスの乗場付近には既に数名の人影があるようです。
定刻、40人乗りの送迎バスは、事前情報の通りほぼ満席の状態で出発しました。我々も全員無事乗車することができました。

乗客の4分の3は「るり渓温泉」の客らしい軽装のご婦人たちです。バスは国道173号線、一庫ダムの西側を走り、途中停車することもなく快適に走り、約40分で「るり渓温泉」に到着しました。
周辺には温泉施設や宿泊施設、ゴルフ場などがあります。この辺りで標高540mです。空気もなんとなくヒンヤリとしています。
さて、これから深山を目指して出発です。今来た車道を20分ほど戻ると深山登山口の案内看板がありました。
ここより3km、標高差250mが頂上です。前日の雨の影響か粘土質のV字の道がよく滑ります。

登りより下りの方が心配なものの、至る所でカッコウやウグイスが美しい鳴き声で迎えてくれます。急坂の木々の間を40分ほど進むとやがて尾根というか草原へと出ると、周りの展望が開けてきます。深山山頂付近にあるレーダー雨量観測所の建物も望めます。

やがて12時過ぎレーダー雨量観測所、その奥にある深山宮に到着しました。360度の展望は絶景としか言いようがありません。

昨秋喘ぎながら登った剣尾山、その奥に有馬富士、丹波の山々、園部の街が一望の下です。ここで昼食をとり休憩後、登りと同じ道を下山、2時過ぎに「るり渓温泉」に到着しました。
4時20分発のバスまでにはまだ時間があったので、温泉で心地よい汗を流した後反省会を行いました。

北摂の最高峰と聞いてどんなに険しい山かと身構えましたが、「るり渓温泉」からだととても登り易く温泉もあって素晴らしい一日でした。