2013年5月16日(木)洛西嵐山ハイキング
参加人数 … 男性6名・女性2名
予定コース… 阪急電鉄 松尾駅⇒松尾大社⇒月読神社⇒華厳寺 ⇒地蔵院⇒西芳寺⇒浄住寺⇒阪急電鉄 上桂駅
本年第3回目の活動は洛西松尾大社から桂にかけての散策です。
前日までの気温30度近い真夏を思わせるような天気から一変して、土地柄か雲の低いヒンヤリとした爽やかさを感じるような天候です。
午前9時30分定刻に阪急電車松尾駅に集合、今回、5期生1名が新しく参加されました。
挨拶を交わして出発しました。
このコースは標高差も殆んどなく、神社仏閣が集中して存在する地元の散策道と云ったところでしょうか。
にも拘わらず、最近のパワースポットブームのせいでしょうか、平日にも拘わらず場所によっては観光客の姿が多く見受けられました。
全コース一生懸命歩けば2時間程度ですので、ゆっくりとした歩調で進みます。
先ず、松尾大社です。といっても松尾大社は駅前の信号を渡ったところにあります。
神前にて本日の行程の無事を祈念して、次の「安産守護のお社」月読神社へ向かいました。
境内はそれ程広くはないですが、1500年の時代を感じさせます。
更にここから少し登った処、小高い丘の上にある華厳寺へ向かいました。
鈴虫寺とも呼ばれており、一年を通じて鈴虫の鳴き声を聞くことが出来ます。
今は約4000匹程いるそうです。落語家顔負けの話術で法話をする住職。一般の人や修学旅行の学生で本堂は超満員です。
罰当たりかもしれないが、何か胡散臭さを感じながら表に出ると、次の参拝客が山門に通じる石段下まで行列を作っています。もう観光地です。
この喧騒を逃れる様に地蔵院へと向かいました。
ここは戦国大名細川家の菩提寺でもあって、細川護熙元首相が直筆の襖絵を奉納されたとあります。
竹の寺と呼ばれるだけあって、参道の両側は見事に手入れされた竹林が続きます。
それ程訪れる人もなくゆったりとした静寂が流れます。
そして12時前、西芳寺近くの高台のある公園でお弁当を食べました。
昼食後、西芳寺班と浄住寺班の二組に分かれての行動となりました。
西芳寺は事前予約が必要で、更に単なる拝観は認めておらずで、般若心経の写経と読経を行った後、庭園の拝観が出来るのです。
外国からの参拝客も本堂で写経されています。もちろん般若心経は筆を使って漢字で、心願や氏名は英語で書かれていました。
納経後苔生した庭園を廻り身も心も洗われる様な思いでした。
そんな気持ちで寺を出た後、予定とは逆に桂川に沿って渡月橋まで更に歩きました。
一方浄住寺組は先に訪れた地蔵院の門前を通り浄住寺を訪れたが案内板も文字が剥げ落ち何年前の建築か確認できず、草木茫々たる荒れ寺でした。
予定したコースも終わって上桂駅に向かったのですが時間も早いので桂駅まで足を伸ばして帰路につきました。
天気にも恵まれた春の洛西の一日でした。
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