ハイキング同好会

大岩岳展望と千刈湖畔ハイキング

2012年6月7日(木)

阪急バス宝塚停留場=西谷支所前バス停→波豆八幡神社→★大岩岳展望★→千刈ダム→JR道場駅


ちょうど梅雨入りの前日でよかった。さあ今日も歩くぞと集まったのは早朝(私にとっては)8時20分、7名(1期2名、2期1名、3期3名、4期1名)。

これを逃すと10時に1本であとは明日まで来ないという路線で、約1時間ゆられて、西谷支所前で下車。素戔鳴命(すさのおのみこと)神社をちらっと見て、車がひっきりなしに通る車道を「あぶないなー」と言いつつぞろぞろ歩いて、波豆八幡神社に到着。

本殿は柿葺(こけらぶき:薄い木片を重ねて敷き詰めた屋根)で国指定重要文化財になっている。目の前には 千刈水源地が広がり、布見ケ岳が湖面に移り絶景。ここでしばし休憩。

橋を渡って、波豆川をせき止めてできたこの水源地の右岸に渡る。
人家の途絶えるところで道がわからずストップ。
戻って山の中の善明寺を参拝。またもとの人家途絶えるところを強引に行くと藪の中に案内板を発見。『ここより近畿自然歩道 ☆マムシ注意☆』とある。
かすかに人が歩いたらしい形跡があり「これが道かいなー」と言いつつ、笹のはびこる道を、張った蜘蛛の巣を払いながら進む。
われわれのハイキングの会にしては、近年まれにみる!なかなかワイルドな道。

こんなに笹や木々が蔓延る前は、湖畔を眺めながらのさぞかしさわやかなコースだったんだろうなと想像しつつ、延々と歩く。
ご褒美のようにときどきパッと開けた場所にでて、湖畔に大岩岳が映り、のんびりと釣り糸をたれているボートが一艘みえたりする。
山の緑も目にさわやかなこんな貴重なスポットで昼食。

また藪こぎをしながら上がったり、下がったりして進む。
このころになると歩くのが飽いてくる。沢に迷いこんで道がややこしい。
やっと見つけてルートに取り付くと『みちに迷わないように』とかいた黄色の目印が木の枝にぶら下がっている。「人をばかにして、迷いそうなところにぶら下げとけ」とぶつぶつ文句をいいながらさらに歩く。

千刈ダムと光明寺行きの分かれ道、このコースの終盤にさしかかったころやっとこの日はじめてのハイカーに出会う。
そこから千刈ダムまでは下ってすぐ。ここで記念撮影。

ダムからJR道場駅までが長かった。

家に帰ってネットでみると健脚コースとあった。メンバーといろいろしゃべりながら、たまに心地よい景色に疲れもいやされる“人行かぬ藪こぎコース”であった。   (T記)