ハイキング同好会

天王山・柳谷観音コース  2012年5月10日(木)

阪急大山崎駅→宝寺(宝積寺)→天王山山上→乗願寺→柳谷観音(楊谷寺)→長岡天満宮→<おまけ>サントリービール工場見学


.3日前の黒雲立ち込め、雷や、竜巻やと何やら不安定な空模様もすっかり晴れあがり、絶好のハイキング日和。9時半に大山崎駅前に集合したのは、新しい4期生の3人を含め9人。やはり人数が多いと楽しい。

駅からすぐの急勾配の舗装道を登って行くとまもなく宝寺。<山崎の合戦で、秀吉が本陣を置いたところ>とある。その境内を突っ切ってハイキングコースを歩きはじめる。このあたりは筍の名産地で、道中ずっと竹藪が続いていて、掘り出した筍を運ぶレールがコースの脇を通っている。有名な筍専門の料理屋では、この辺で掘ってすぐに走って届けられたものを客にだすとか。ちょいちょい取り残された筍が頭を出していたりして、物欲しそうに見て通りすぎる。

桂川、宇治川、木津川が合流して淀川となる雄大な(?)眺めを楽しめる展望台に上がってしばし休憩。

オリエンテーリングをやっている小学生の子供たちに声をかけたりして、やがて天王山山頂に到着。ここが本能寺の変で明智光秀が秀吉に討たれた山崎の合戦の舞台となったところ。標高約270.4mのあまり眺めも良くない平べったい台地で、小学生でワイワイとにぎわう山頂をさっさと出発。

竹藪の道を行くと集落の中にひっそりと乗願寺がある。立ち寄って参拝した後、竹林の中舗装した道路を歩く。山を出て、車道を少し行くと柳谷観音(楊谷寺)に到着。

弘法大師が中興したという立派なお寺で、新西国観音霊場第十七番札所になっている。境内に湧く独鈷水(おこうすい)は眼病に効くといわれていて持ち帰る人も多いらしい。飲んでみたが「別にイー」という味の水だった。ここでやっと昼食。そそくさと食べて出発。バスに乗り遅れてテクテク歩いてやっと長岡天満宮に到着。キリシマツツジはちょうど咲き終わった後で、何やら赤茶けていて、残念だった。

2時30分に来るサントリービール工場行のバスを待ちつつ、池のまわりをしばし散策。

美しいお姉さんによるビール工場案内後、待ちに待った試飲会場へ。

まず飲んだThe premium malts のおいしかったこと。30分で3杯までのおかわりとは、ちと忙しかったが、山歩きの後の一杯はなんとも言えずおいしかった。今回は反省会をこれに替え、帰途についた。                      (T記)