2011年7月14日(木) 貴船神社・鞍馬寺ハイキング
叡山電鉄貴船口駅→貴船川→貴船神社→奥の院→鞍馬寺→鞍馬駅
男性3名、女性1名。うだるような暑さの中、京阪出町柳駅改札出口に午前10時に集合。叡電の貴船口で下車。
歩くこと数十分。うっそうとした杉の木立の中、すぐそばを流れる貴船川のせせらぎを聞きつつ行くと、さすがにすっと汗も引いていきます。川床のある料理屋のそれぞれに個性のある風情もすがすがしく、しばらく行くと貴船神社。
水の神様で、斉庭の御神水にひたすと運勢が浮き出てくる“水占みくじ”をI氏が引いたら「小吉」。何事もそこそこでええわと皆変に納得。神社の階段をおり、川沿いを少し戻り、橋を渡ると鞍馬寺の西門。入山料200円を払って鞍馬山に入ります。
少し急な山道を登ると奥の院魔王殿。涼しい木陰のベンチに座ってはや昼食。
鞍馬山のこのあたりは、土が固く地中に根を張ることができず、木の根っこが地面に露出していて「木の根道」と呼ばれています。シニアは躓かないよう注意して歩きます。牛若丸がこのあたりで修業に励んだとか。義経堂や、謡曲では、牛若丸が鞍馬天狗と出会った僧正ガ谷不動堂など、『パンフレット』によると、31の山内史跡があります。
大杉権現社に寄り道。樹齢千年近い大杉が落雷によるものか、今にも倒れそうで痛々しい様子でした。
ここで登りはほとんど終わり、後はくねくねと曲がった階段状の道をテクテクと歩いて、途中、移築された与謝野晶子の書斎なんかもありで、鞍馬寺金堂へ。比叡山もきれいに見え、しばらく行くと鞍馬寺の正面玄関仁王門に到着。集合の記念撮影をして、本日のハイキングは終了。
叡電鞍馬駅で突如走り出したI氏。私も負けじと訳も分からず走った走った。そして展望列車「きらら」で、一両に8席しかない特等席をゲット。4名きっちり座れました。紅葉の頃はさぞや美しかろうと思われますが、今回は、青々した木々や鞍馬の山や川の景色を楽しみながら、出町柳駅に到着。
ついでに、京都四条界隈で祇園の山や鉾を見て回りました。学生時代このあたりに下宿していたのですが、数十年ぶりの祇園祭り宵宵山を楽しみました。それにしても“めっちゃ暑いし、ひと多ーい”。これは、今も昔も変わらずでした。 (T記)
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