ナデシコ・10




グループのミッション

猪名川にカワラナデシコを
増やし美しい川に!
の姿              ・出典;猪名川河川事務所のHP

・猪名川とは

猪名川町の大野山(標高753m)に源を発し,神崎川右岸に合流する1級河川である。
猪名川は流域面積383km2,流路延長43km,大阪・兵庫・
京都の2府1県にまたがる。

流域の市町には約180万人が住み,川の水は生活用水・
工業用水・農業用水として利用されている


中流部:桑津橋上流
自然環境

中下流部は川幅が比較的広く、一見自然が豊かである。

都市化による河川改修が進み河川環境が変化したこと・外来種の繁茂により多くの生物が減少した。

かつては猪名川ではよく見られたカワラナデシコ、カワラマツバ、などカワラと名のつく植物がなくなりかけています。

外来種:アレチウリの繁茂

人と猪名川のふれあい

昔の猪名川は多くの人々が気軽に水遊びや魚取り等をし
住民に愛されていた。アユも沢山捕れたといわれている。

現在では河川敷の広さを生かして,野球・サッカーが盛んである。又都市部に残された自然環境として,住民の散歩、ウォーキング,サイクリング等に利用されている。

自然を守る活動

猪名川河川事務所では「猪名川再生計画」に基ずき,地域連携の下で,各種団体がかって猪名川に存在した多様な生物が住む事ができる河川環境の回復に活動している。


猪名川河川事務所


流域ネット猪名川


環境にやさしい街づくり協議会

カワラナデシコ           参考資料;みんなの花図鑑のWEB

猪名川のカワラナデシコより
採取した種

猪名川で自生しているカワラナデシコ

花の生態

淡い紅色や白い可憐な花を咲かせる。花びらは5枚で、先が細かく裂ける。葉は線形ないし披針形で、向かい合って生える。

花について

奈良時代の昔から多くの万葉歌人に愛され、たくさんの和歌に詠まれている。別名をナデシコ、ヤマトナデシコ(大和撫子)ともいう。これは、カラナデシコ(唐撫子)との対比でつけられた名である。名の由来は、「撫(な)でるようにかわいい花」ということである。秋の七草の一つである。

花言葉

 カワラナデシコの花言葉は、可憐・貞節である。
基本データ

・花名;大和撫子 
・分布;本州、九州、四国 ・生育地;日当たりのよい河原、草原

・植物のタイプ;多年草 ・花期;6月〜10月 花期が長い 
・大きさ・高さ;3080cm

カワラマツバ     参考資料;みんなの花図鑑のWEB
猪名川で自生しているカワラマツバ
花の生態

茎の上部で枝分かれをして、先に小さな白い花を咲かせる。花径は2〜3ミリである。花には特有の臭いがある。

花について

名前は、河原に生育する「松」のように細い葉の植物という意味だが、実際には山地の草原やため池の堰堤、畦道の路傍等に生えることが多い。花が黄色いものをキバナカワラマツバという

基本データ

・花名;河原松葉  ・分布;北海道から九州  
・生育地;山地の草地や河原
・植物のタイプ;多年草 
・花期;6月〜8月  
・大きさ・高さ;5080cm

カワラナデシコ植付け作業 
カワラナデシコ手入れ作業